【登場人物紹介】
それぞれの説明は、最新話までの情報に合わせておりますので、未読の方はネタばれになる場合があります。予めご了承くださいませ。

    主要キャラクター
    •   アス=ジェニファー
    • 本編の主人公。
      かつて、政府のトップとしてこの星を治めていた。
      第1惑星に来る前は、奴隷販売商社「ダロス」創設メンバーの1人だが、組織内の地位争いからは一線を引き、現場で、奴隷の検分を主に行っていた。
      過去に犯した罪の為に、多くの人から恨まれており、贖罪として星を旅している。
    •   リズ=ストロベリー
    • 本編のヒロイン。
      政府主導により行われた「核兵器投下事件」で消された村の生き残り。
      その時の影響で放射能症を患っている。
      街に伝わっていた伝説の「しわわせの場所」を求めて旅を続けている。
    •   ジーク=シュタイナース
    • アスのかつての同僚であり、奴隷販売商社「ダロス」創設メンバーの1人。
      24惑星のうちの第4惑星を担当していた。
      第4惑星壊滅後、まだ機能していた第1惑星に移ってきた。
    •   カイゼル=アルアフェル
    • アスのかつての同僚であり、第1惑星政府のトップ。
      サテライトボム事件によって政府機能が壊滅した後は、放浪の旅をしながら、政府を壊滅させたアスへの復讐のための新しい組織を立ち上げた。
      第1惑星にやってくる前は、奴隷販売商社「ダロス」創設メンバーの一人にして、「ダロス」の副オーナーとして、アグネアと共に、ホームでの「ダロス」運営を行っていた。
    •   アグネア=テルマ=バーラタ
    • 奴隷販売商社「ダロス」創設メンバーの一人にして、「ダロス」オーナー。
      カイゼルと共に、ホームにある「ダロス」本体の運営を行っていた。
    •   イルマリ=ドスト=カムル
    • アスのかつての同僚であり、第1惑星政府のNo.2。
      穏健派として、アスとカイゼルのパイプ役を果たしていた。
      2年前のサテライトボム事件以降の行方は分かっていない。
    •   ロバート=エミリア
    • 最も初期から存在していた「取り戻した者」の一人。
      何らかを「取り戻す為」にアスに強い恨みを抱いている。
      現在は、星の人間の90%以上を巻き込んだ反アス思想集団「アンクワニティ」のトップに君臨している。
    •   エレノア=エミリア
    • 「アンクワニティ」No.2、ガイア=ロベルトの私的集団「ガイア4天王」の長。
      直接標的に手を下す事はなく、「ガイア四天王」が任務に失敗した場合の後始末を担当している。
  • 前作の登場キャラクター
    •   ロム=ガイ
    • インヒヒジョン=プロトの部下。
      ラルゴの街でいざこざが起こった場合、解決のために派遣されている。
      基本的に、アムルスとペアで行動している。
    •   アルムス=ヤニエル
    • インヒヒジョン=プロトの部下。
      ラルゴの街でいざこざが起こった場合、解決のために派遣されている。
      基本的に、ロムとペアで行動している。
    •   カイト=エムス
    • ラルゴの街の市長。
      サーマの街と主従関係を結んでおり、サーマがラルゴの街で起こす犯罪行為全てを黙認する代わりに、トゥーマとして独立した街の運営を任されている。
    •   インヒヒジョン=プロト
    • サーマの街を仕切っている。
      アスによって、ラルゴの街との主従関係を潰された後は、行方不明になっている。
    •   ハーマン
    • メカラートの街の市長。
      かつて、自分が強い差別を受け、家族を失った経験から、ステアケイトのない街を作り上げる。
      暴力を正義とした政治をアスに批判され、アスと勝負した結果敗れ、市長を退いた。
    •   ハーマン父親
    • ワーマであり貧しいながらも、ハーマン含めた家族で幸せに暮らしていた。
      ムラヤに一飯の為に、殴り殺された。
    •   ハーマン母親
    • ワーマであり貧しいながらも、ハーマン含めた家族で幸せに暮らしていた。
      ムラヤに一飯の為に、凌辱・暴行された揚句、殴り殺された。
    •   ムラヤ=マー
    • かつて、サーマとして多くのワーマに対して犯罪行為を行ってきた。
      年老いた後は、その事を悔いて、ハーマンの政治の犠牲になった人を弔う墓守りとしてメカラートで暮らしている。
    •   ティム
    • ステアケイトのなかったメカラートに生まれた少年。
      戻ったステアケイト意識によって、突然ワーマとして差別に受けるようなった事に耐えきれなくなり、髪の毛を白くするために劇薬を頭からかぶり、死亡した。
    •   ティムの父親
    • 息子のティムが死亡した後、差別が起きないようワーマ居住区への上位ステアケイトの侵入を拒む自警団を結成する。
      ロバートの勧めで、上位ステアケイトにティムの悲劇、自身の思いを告げ、結果的に、メカラートから再びステアケイト意識を排除させることに成功した。
    •   ジュゲル
    • 婚約者であるエレノアをレビに殺される。
      復讐のためのレビを追い続けいた。
      アスの協力で、レビの捕獲に成功。自らの意思でレビを殺害した後、マルセスへ自首に向かう途中、カイゼルによって射殺された。
    •   エレノア
    • レビの犠牲者の女性。
      ジュゲルの婚約者
    •   レビ=アルアフェル
    • 女性を拉致監禁し、性奴隷として、凌辱・暴行し、責め殺す事を生きがいにしている。
      もちろん犯罪行為だが、父親のカイゼルによって、行為そのものが黙認され続けてきた。
      アスによって捕獲され、ジュゲルに刺殺された。
    •   マルセスの男
    • 政府直属の警察組織「マルセス」の実行部隊の一人。
      政府にとって都合の悪い人物を逮捕、場合によっては暗殺する。
      レビを付け狙うジュゲルを危険人物として追っていたが、アスによって阻まれ、目の前で保護するべきレビを殺害される。
    •   フェイ
    • 上位ステアケイトサーマの家庭に生まれながら、突然変異のため黒髪で生まれてしまった少女。
      そのため、家族から存在自体をうとまれている。
      髪の毛の色だけで自分を受け入れてくれない街と家族に見切りをつけ、ステアケイトのない街を目指して旅だった。
    •   フェイの父親
    • 黒髪の娘フェイを疎ましく思っていたが、その事を問いただされ、形だけではあるがフェイに謝罪する。
      しかし、その言葉をフェイ本人に呆れられ、殴られた後、家を出て行かれる。
    •   ケリン=マクルドル
    • かつてのアスの同僚の一人。
      アスと贖罪の旅を共にしていたが、途中で体中の筋肉が脂肪に変わる「後天性多確神経系筋細胞障害」を患い、モリストの街で入院していた。
      「アスの仲間」である事を知ったロバートによって、刺殺される。
    •   リズの父親
    • ワーマであり貧しいながらも、リズを含めた家族3人で幸せに暮らしていた。
      政府による「核兵器投下事件」の犠牲になって死亡した。
    •   リズの母親
    • ワーマであり貧しいながらも、リズを含めた家族3人で幸せに暮らしていた。
      政府による「核兵器投下事件」の犠牲になって死亡した。
    •   マイケル=寂聴
    • 政府要人の一人。
      フォールサテライトに侵入したアスによって殺される。
    •   ポール=マッカ―=富雄
    • 政府要人の一人。
      フォールサテライトに侵入したアスによって殺される。
    •   ジョージ=針千本
    • 政府要人の一人。
      フォールサテライトに侵入したアスによって殺される。
    •   林檎酢=ダー
    • 政府要人の一人。
      フォールサテライトに侵入したアスによって殺される。
    •   レノン=情一
    • 政府要人の一人。
      フォールサテライトに侵入したアスによって殺される。
    •   ロバート=フリ=イプ朗
    • 政府要人の一人。
      フォールサテライトに侵入したアスによって殺される。
    •   ライオ=ネル=律太郎
    • 政府要人の一人。
      フォールサテライトに侵入したアスによって殺される。
    •   カート=小林ーン
    • 政府要人の一人。
      フォールサテライトに侵入したアスによって殺される。
  • 第8部 ウッドストックの森
    •   ザウスブルク=アリス
    • 元メカラート私設部隊のリーダー。
      元々治安維持のためではなく、単純に人を殴る事が好きだったため、メカラートが平和になった時に、街を離れた。
      その後は、人を襲う事で生き延びてきた。
    •   キルアス
    • ゼロニスの狩りを行う若者チームのリーダー。
      7年前ゼロニスの村にやってきた時には、言葉をしゃべる事が出来ずただただ「キルアス」とだけ呟いていたため、キルアスと呼ばれるようになった少年。
    •   ゼロニスの長
    • ステアケイトを持たない人間を集め、ウッドストックの森の中に集落を作り、自らを「ゼロニス」と呼び始めた張本人。
      ゼロニスは誰も拒む事はなく、且つ、過去について語る必要もないと言うルールは長の意向で決まっている。
    •   アスダブル
    • ウッドストックの森の奥深くに存在するもうひとりのアス。
      何を意味する存在なのか、今の所は不明。
      アスが、このアスダブルに触れた瞬間、何らかの変化があったようだが、それについてアスは言及していない。
  • 第9部 茨
    •   シェルミ=ファトリック
    • 融合都市リロード運営議員の一人リド=ファトリックの一人息子。
    •   誘拐犯の男
    • ステアケイトがなくなった後も、自身の困窮が一向に改善されない事に憤りを感じ、リロードの議員の中でも保守派のリド=ファトリックの息子誘拐事件を企てる。
      アスの説得により、警備隊に投降するが、直後、リド=ファトリックの命令によって銃で撃たれる。
      幸いにも、急所を外し、命を落とす事はなかった。
    •   メル=ストレンジ
    • リロードに住む女性。
      基本的に、穏やかな性格で、人の目をあまり気にしない。
      差別意識が薄く、髪の毛の色に関係なく誰とでも分け隔てなく付き合う事が出来る。
    •   ガルダロス=アル=ベルトルス
    • 「アンクワニティ」思想を強く持った青年。
      アスの過去の罪を知り、強く憎んでいる。
    •   リド=ファトリック
    • 融合都市リロード運営議員の一人。
      かつてのマルセスを集め、街の警備隊を結成するなど、かつての政府のやり方をなぞる保守的な政策を多く打ち出す。
      そのため、元ワーマにはすこぶる評判が悪いが、元トゥーマ・サーマに支援されている。
  • 第10部 廃墟の町
    •   キース=ゲイル
    • カイゼルが新しく作り上げた組織の実行部隊のリーダー。
      「アンクワニティ」に出会う以前にカイゼルから、アスの過去を聞き、カイゼルに心酔している。
  • 第11部 取り戻した者
    •   エル=ヘンリー=カミュ
    • 「取り戻した者」たちが暮らす街グレイス市長の参謀をしている老人。
      最も最初期に現れた3人の「取り戻した者」の一人。
      「取り戻した者」の存在自体に疑問を感じ、裏で幾つかの思案を繰り広げていた。
      実際に、アスとロバートそれぞれの行動を見比べ、アスにつく事を決定した。
      エルじいと呼ばれている。
    •   アトラス=サルド=レビリオン
    • アス討伐のためBOSSの元で武道の修業を積んでいた青年。
      アスに対して強い憎悪を持っている。
      故郷であるグレイスに対しても強い思い入れを持っているため、修行過程終了後もアス討伐に出ず、街に残った。
      その時、アス討伐に出たのはロバート。
    •   インヒヒジョン=マルクス
    • アス討伐のためBOSSの元で武道の修業を積んでいた青年。
      アスに対しての憎悪はありつつも、又聞きだけのため憎み切れずにいた。
      冷静な一面があり、その場その場で状況判断する事にたけている。
      修行過程は終了しているが、なぜかアス討伐には参加せず、街に残っている。
    •   ボル=オニキス=サル=サドル
    • グレイスの街で若者に対して武道の指導をしている老人。
      最も最初期に現れた3人の「取り戻した者」の一人。
      アスに対しての強い憎悪を持っており、エルじい、市長が説得しても、未だ、心の中で少しわだかまりを抱えている。
      名前が長いため、頭文字を取って「BOSS」と呼ばれている。
    •   アルバート=ゲル=イヌル
    • グレイスの市長。
      エルじいによって育てられた「2期取り戻した者」の筆頭。
      出世欲と支配欲が強いながらも、エルじいの考えには同調している。
      エルじいの裏の思案を知りつつも、それにも協力していた。
    •   ガイア=ロベルト
    • 「アンクワニティ」のNo2。
      ロバートと対等に話をする事が出来る数少ない人間の一人。
      組織に属しており、アスの過去を全て知った上で、「アンクワニティ」としての反アス思想は持っていない。
      私設の部隊として「ガイア4天王」を組織している。
    •   エルビス=プレ=磨り五郎
    • グレイスに住む「取り戻した者」の一人。
      アスへの憎悪はあるものの、直接的に行動する訳ではない口だけ男。
    •   ミック=ジャ=蛾次郎
    • グレイスに住む「取り戻した者」の一人。
      アス討伐に行くため「BOSS」の元で修業を修めようとしたが、苦しくて逃げ出した為、エルじい、BOSSからの信頼は薄い。
      信頼を取り戻す為に、指示には誰よりも早く動こうとし、事実、インヒを見つけ出しエルじいにつきだすことには成功した。
      襲来したジークによって切り殺された。
    •   ジャネット=デ=寂聴
    • グレイスに住む「取り戻した者」の一人。
      ミニスカートを好んで履いていたが身持ちは堅い。
      顔がグースのタイプではなかったため、出会い様に体を貫かれて殺された。
    •   エム=シィー=浜助
    • グレイスに住む「取り戻した者」の一人。
      BOSSの修業を受けている最中の青年。
      インヒの見張りを指示されていたが、途中で飽きてしまい、逃がしてしまうと言う失態を犯した上に、他人事のようにふるまっていたので、破門された。
      襲来したジークによって切り殺された。
    •   シン
    • ガイア四天王の一人。
      拳を極める事だけに全てを注いでいる漢。
      独自に編み出した武術を駆使して戦う。
      才能・身体共に全くないにもかかわらず、エレノアに次ぐ実力を持った努力の漢。
      エレノア=エミリアによって殺害された。
    •   グース=ハギ=ワード
    • ガイア四天王の一人。
      極度のサディストで、お気に入りに女を見つけると散々、甚振り、凌辱してから殺す。
      元サーマでプライドが高く、常に自分が最高の存在だと思っている。
      人を見下し、「ホント残念」とバカにする癖がある。 エレノア=エミリアによって殺害された。
    •   シャドルー
    • ガイア四天王の一人。
      貧しいワーマだった幼い頃にコンプレックスを抱いており、常に上品である事を心がけている。
      差別され、いじめられ、気の小さい少年時代を過ごした為、念を押す事が癖になっている。
      「念のため」が口癖。
      エレノア=エミリアによって殺害された。
  • 第12部 来るべき時
    •   アブリ=ル=ガビーン
    • グレイスに住む「取り戻した者」の一人。
      BOSSの修業を受けている唯一の女性。
      来襲したジークの前に全く歯が立たなかった。
      一応、死んではいなかったらしい。
    •   ポールグ=冷蔵
    • ステアケイト崩壊後に元ワーマ同士で結束した集団の一人。
      突如現われたカイゼルによって集団は解散させられ、アスの真実を聞かされ、そのままカイゼルの組織に組み入れられた。
    •   ヒアルド=ガルテミス
    • 奴隷販売商社「ダロス」のメンバーの一人。
      モウコロイド出身だが、突出したIQの高さからを買われ、「ダロス」では幹部役員の一人をになっている。
      創設メンバーでありながら、自分より低い地位に甘んじているアスに対して、敵対心にも似た警戒心を持っている。
    •   サザナミ=ヤマト
    • 奴隷販売商社「ダロス」のメンバーの一人。
      「ダロス」内ではまだ新人であり、アスの直属の部下として、検分を手伝っている。

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